薄毛やハゲは気になるからAGA（男性型脱毛症）を治療したいけど、費用が高そうで悩んでいると言う人も多いと思います。
専門病院などの場合は初期費用で15000～30000円ほどかかりますし、一般の病院でも10000～15000円ほど必要になります。
さらに、通院するごとに薬を処方してもらったり、場合によっては治療行為も必要になるので7000～20000円ほど必要になります。
一般的な病院は、専門的な検査を行うケースも少なく、治療もフィナステリドという成分の入った内服薬であるプロペシアを処方するだけなので費用が安くなっていますが、専門病院のようにきちんと検査をして発毛や育毛のための治療行為を行うワケではありません。
AGA（男性型脱毛症）の治療がなぜ高額になってしまうかと言うと、健康保険の適用外だからです。
なぜAGA（男性型脱毛症）の治療は保険適用されないの？
普通、医師に診察してもらう場合には、健康保険が適用されるので負担割合が少なくなります。
もちろん、医師による処方で購入する薬も保険が適用されていますからかなり安い金額で購入できることになります。
このような保険適用される治療行為を「保険診療」と言います。
それに対して、AGA（男性型脱毛症）の治療のように健康保険の適用がされない治療行為を「自由診療」と言います。
ではなぜ、AGA（男性型脱毛症）の治療が健康保険の適用外になってしまうかと言うと、健康保険は健康保険法と言う法律によって定められている制度で、あくまでも国民の「健康」を目的としているからです。
AGA（男性型脱毛症）は、病気と言えば病気ですが、AGA（男性型脱毛症）になったからといって「健康」を害するわけではありません。
そのため、「健康」を目的としている健康保険の適用外となります。
ちなみに、AGA（男性型脱毛症）の他にも、美容整形やレーシック手術、インプラントなども自由診療となっています。
絶対に注意して欲しいこと
自由診療という言葉には、「自己責任でやってね。」という意味が含まれています。つまり、リスクを伴う治療行為であるケースも少なくありません。
現在、AGA（男性型脱毛症）の治療で使われているプロペシアという治療薬は副作用のある薬です。
そのため、医師の処方が無いと購入できないようになっているのですが、個人輸入を使うことにより、プロペシアと同じ成分が含まれていて、しかも価格の安いジェネリック医薬品を手に入れる人もいます。
しかし、個人輸入で購入すると言うことは、医師による正しい処方がされるわけでもありませんので、「超自己責任でやってね。」ということになります。
また、個人輸入については有象無象のアヤシイ業者も多いですから、その点も念頭に入れて検討をすべきだと思います。
少なくとも、安いからと言う理由で個人輸入を使うのはお勧めできません。専門医などの治療行為を受けた上で、検討するのが無難だと思います。
なお、当サイトでは、薄毛対策を扱うサロンと病院2,700件以上を地域別にまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。
