最近、研究が進みAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)についての薬や治療法が分かってきました。

しかしながら、副作用のあるものもあるので、医師の処方箋はもちろんのこと、きちんとした知識を持つことが必要です。

そこで、このページではAGA(男性型脱毛症)FAGA(女性男性型脱毛症)の薬と副作用を分かりやすく解説して行きたいと思います。

フィナステリド

フィナステリドとは?

フィナステリドとは、成分の名前で薬剤の名前ではありません。薬剤としての名称はプロペシアやフィンペシアが有名です。

また、プロペシアもフィンペシアも内服薬です。

プロペシアはアメリカのメルク社が開発した薬で、AGA(男性型脱毛症)の治療薬として知られています。

またフィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品です。ジェネリック医薬品とは後発医薬品とも言われますが、医薬品の有効成分に対する特許が切れた医薬品で、オリジナルの医薬品よりも安く購入することが出来ます。

フィナステリドの副作用

フィナステリドの副作用として知られているのは、性欲減退などが知られています。

プロペシアについて国内の臨床試験では、1 mg のプロペシアで胃部不快感、性欲減退など 6% 程度の副作用が認められています。また、頻度不明ながら肝機能障害が起こり得ると言われています。

性欲減退については、プラセボと呼ばれる有効成分の入っていない偽薬で起こった頻度と同じ程度とも言われています。

ミノキシジル

ミノキシジルとは?

ミノキシジルとは、血管拡張剤として開発された成分の名前です。薬剤としての名称はリアップやロゲインが有名です。

じつは、ミノキシジルには発毛効果が認められていますが、なぜ発毛するのかというメカニズムは詳細に分かっているワケではありませんが、現在のところ、毛母細胞が活性化するためと言われています。

上記で紹介しているフィナステリドとは発毛のシステムが違うため、併用すると効果が高まると言われています。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルは頭皮に塗布して使うタイプの薬です。一般的な副作用は頭皮に痒みがでるケースが多いようです。

このほかにも、ニキビの発生や、カスミ目、頭痛、手足顔のしびれや痛み、性欲減退、多毛症、低血圧、胸の痛み、体重の増加、不整脈、むくみなど副作用は多岐にわたっています。

ニキビを除いて他の副作用については薬剤の使い過ぎの目安となっていますが、症状が出た場合にはすぐに医師の診断を受けることをおすすめします。

 

なお、当サイトでは、薄毛対策を扱うサロンと病院2,700件以上を地域別にまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。

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